今月の主題 閉経と臨床検査
総説
閉経と生化学(変動)変化
千場 梅子
1
,
澁谷 陽子
1
,
岡部 紘明
2
Umeko SEMBA
1
,
Yoko SHIBUYA
1
,
Hiroaki OKABE
2
1熊本大学医学部附属病院中央検査部
2熊本大学医学部臨床検査医学教室
キーワード:
閉経
,
加齢
,
血液生化学
Keyword:
閉経
,
加齢
,
血液生化学
pp.355-359
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901487
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血液生化学値の閉経後の変化について項目別に示した.報告者により多少異なるが,閉経後著明に上昇する主な成分は尿素窒素,尿酸,総コレステロール,LDLコレステロール,トリグリセライド,アルカリホスファターゼ,アスパラギン酸アミノ基転移酵素,ロイシンアミノペプチダーゼ,カルシウム,無機リン,ナトリウム,血清鉄などであり,逆にHDLコレステロールは閉経後有意に低したした.〔臨床検査37(4):355-359,1993〕
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