Japanese
English
研究
市販酵素標識DNAプローブを用いた毒素原性大腸菌のエンテロトキシン遺伝子の簡易検出法の開発
Simplified Method for Detection of Enterotoxin Genes of Escherichia coli Using Enzyme-labeled DNA Probes
宝田 裕
1
,
山本 耕一郎
1
,
本田 武司
1
Yutaka TAKARADA
1
,
Koichiro YAMAMOTO
1
,
Takeshi HONDA
1
1大阪大学微生物病研究所
1Research Institute for Microbial Diseases, Osaka University
キーワード:
毒素原性大腸菌
,
遺伝子
,
酵素標識プローブ
,
ハイブリダイゼーション
Keyword:
毒素原性大腸菌
,
遺伝子
,
酵素標識プローブ
,
ハイブリダイゼーション
pp.83-86
発行日 1993年1月15日
Published Date 1993/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901408
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
毒素原性大腸菌のエンテロトキシン(LT,ST)の遺伝子検出用酵素標識DNAプローブを用いてLT/ST遺伝子を検出するには,大腸菌からのDNAの抽出,ドットブロッティングなど煩雑で時間のかかる手技が必要とされていた.今回,コロニー(生菌)を直接ハイブリダイゼーションのメンブランに塗布して溶菌し,市販DNAプローブを用いてハイブリダイゼーションを行う方法を開発した.この方法によって大幅に手技を簡略化し,短時間で良好な結果が得られた.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.