Japanese
English
研究
尿検査に及ぼす運動負荷の影響―筋肉痛を生じた際の尿検査
Effects on Urinalysis after Exercises
東 純一
1
,
瀬戸 米蔵
2
,
大嶋 好和
2
,
丸山 一伸
2
,
徳田 浩三
2
,
小椋 盛孝
2
Junichi AZUMA
1
,
Yonezo SETO
2
,
Yosikazu OHSIMA
2
,
Kazunobu MARUYAMA
2
,
Kozo TOKUDA
2
,
Moritaka OGURA
2
1大阪大学医学部第三内科
2大阪臨床薬理研究所
1Department of Internal Medicine III, Osaka University Medical School
2Osaka Pharmacology Research Clinic
キーワード:
動的な筋持久力運動
,
尿検査の陽性反応
,
尿検査試験紙の陽性反応
,
尿排泄量の増加
Keyword:
動的な筋持久力運動
,
尿検査の陽性反応
,
尿検査試験紙の陽性反応
,
尿排泄量の増加
pp.1279-1283
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901347
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動的な筋持久力運動負荷により,試験紙法で尿蛋白および尿潜血の強度陽性が運動後の早期と3~6日目にかけて認められた.また尿蛋白,ミオグロビンおよびβ2―ミクログロブリンの排泄量も臨床上病的と判断されるレベルにまで上昇した.この事実は,臨床の場において健常人の運動負荷後の尿検査結果を腎障害などと誤診する可能性を示唆するものである.
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