血管病変の病理・5
動脈炎と静脈炎
小松 明男
1
,
直江 史郎
2
,
桜井 勇
3
Akio KOMATSU
1
,
Shiro NAOE
2
,
Isamu SAKURAI
3
1杏林大学医学部第一病理学教室
2東邦大学医学部附属大橋病院病理部
3日本大学医学部第二病理学教室
キーワード:
フィブリノイド壊死
,
小動脈瘤
,
血栓形成
Keyword:
フィブリノイド壊死
,
小動脈瘤
,
血栓形成
pp.1249-1255
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901338
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全身の血管壁に高度の障害をきたす炎症性疾患としては,結節性多発動脈炎,川崎病,巨細胞性動脈炎,過敏性血管炎などがある.これらの疾患のほとんどは,原因が不明であり,部位や症状も多彩である.本稿では,光顕像を中心に,これらの,いわゆる血管炎症候群と称される疾患の概要を論じた.〔臨床検査36(12):1249-1255,1992〕
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