TOPICS
経皮的心臓血管内視鏡
内田 康美
1
1東京大学第二内科
キーワード:
ファイバースコープ
,
バルーン付誘導カテーテル
Keyword:
ファイバースコープ
,
バルーン付誘導カテーテル
pp.840
発行日 1990年7月15日
Published Date 1990/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900208
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心臓や血管の病変の診断法には非観血的方法と観血的方法とがある.観血的方法は,非観血的方法に比べて,より正確である.しかしながら従来の観血的方法は造影法という影をもって病変をとらえる方法が主体であり,したがって病理学的診断には難がある.消化器,泌尿器,呼吸器などの疾患には直接,眼で病変を観察し診断する内視鏡が盛んに行われている.心臓血管系についても,最近ようやく,内視鏡により病変を観察し診断することが可能となった.したがって眼による病理診断,すなわち,肉眼病理学を展開することが可能となったわけである.
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