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免疫血清検査の自動化の検討―Biomek 1000を用いた凝集反応および血清補体価測定について
A Study on Automated Immunoserological Tests:Measurement of Agglutinations and CH50 Using Biomek 1000 Automated Workstation
井上 武志
1
,
松永 清二
2
,
村角 彰彦
2
,
石黒 隆一
1
,
木田 信章
1
,
荒武 八起
1
,
小谷 富男
1
,
大滝 幸哉
1
Takeshi INOUE
1
,
Seiji MATSUNAGA
2
,
Akihiko MURASUMI
2
,
Ryuichi ISHIGURO
1
,
Nobuaki KIDA
1
,
Yatsuki ARATAKE
1
,
Tomio KOTANI
1
,
Sachiya OHTAKI
1
1宮崎医科大学附属病院検査部
1Central Laboratory of Clinical Investigation, Miyazaki Medical College Hospital
2Department of Clinical Laboratory, Miyazaki Kohnan Hospital
キーワード:
全自動ワークステーションBiomek 1000
,
免疫血清検査
,
自動化
,
凝集反応
,
血清補体価
Keyword:
全自動ワークステーションBiomek 1000
,
免疫血清検査
,
自動化
,
凝集反応
,
血清補体価
pp.237-241
発行日 1990年2月15日
Published Date 1990/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900060
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マイクロタイター法による凝集反応および血清補体価(CH50)測定をBiomek 1000に応用し自動化した.本装置は任意に作成したプログラムにより,繁雑なピペッティングおよび比色定量を自動的に行う装置である.凝集反応であるTPHA, TOXO, ASK, RAPA,およびATLA定量の5項目について,それぞれの使用書に従いプログラムを作成し,従来法との比較を行った結果,良好な成績が得られた.CH50測定はMayerの変法に基づき,1/10量の方法で行った.1検体につき5ポイントの希釈系列を組み,マイクロプレート1枚で16検体の測定を可能にした.測定精度は良好で,Mayerの変法ときわめて高い相関(r=0.97)が得られた.また,試薬の微量化がはかられ,日常検査としての有用性が示された.
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