今月の主題 補体
臨床検査の問題点・131
血清補体価の測定
田村 昇
1
,
石倉 永
2
1(株)スペジャルレファレンスラボラトリー(SRL)試験検査部血清課
2筑波大学基礎医学系
pp.1024-1029
発行日 1980年9月15日
Published Date 1980/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915566
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血清補体価の測定は,その需要が伸びる一方で,自動検査化も進まず,"手間のかかる検査"とされている.それは,安定した溶血素の作製,信頼できる標準血清にはどんなプール血清が必要かなど日常検査のうえで難題をかかえているからである.
(カット写真:この電顕写真から1025ページのC1qの構造が推定されている.奈良医大細菌学教室米増國雄助教授提供)
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