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Rinsho Kensa Volume 68, Issue 3 （March 2024）

臨床検査 68巻3号（2024年3月発行）

Japanese English

今月の特集こどもと臨床検査

こどもの腎臓・免疫疾患の特徴と臨床検査の重要性 The characteristics of kidney and immune diseases in children and the significance of clinical examination 池住洋平 ¹ ¹藤田医科大学医学部小児科学キーワード：学校検尿 , 免疫グロブリンA腎症 , IgA腎症 , 微小変化型ネフローゼ症候群 , MCNS , 溶連菌感染後急性糸球体腎炎 , PSAGN , 溶血性尿毒症症候群 , HUS Keyword: 学校検尿 , 免疫グロブリンA腎症 , IgA腎症 , 微小変化型ネフローゼ症候群 , MCNS , 溶連菌感染後急性糸球体腎炎 , PSAGN , 溶血性尿毒症症候群 , HUS pp.287-293

発行日 2024年3月15日 Published Date 2024/3/15

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203548

PDF(679KB)

Point

●こどもの腎疾患として頻度の高いネフローゼ症候群や糸球体腎炎はその発症機序や病態に何らかの免疫系の異常が関与する．

●学校検尿制度が導入されているわが国では，こどもの慢性糸球体腎炎は早期に発見され，慢性糸球体腎炎を原因として末期腎不全に至る患者は減少した．

●腎機能評価に用いられるクレアチニン（Cr）など各種検査のこどもの基準値は成人とは異なることに留意する必要がある．

基本情報

電子版ISSN 1882-1367 印刷版ISSN 0485-1420 医学書院