Japanese
English
今月の特集 腫瘍随伴症候群
ホルモン・サイトカインの異所性産生・過剰産生によるもの
カルチノイド症候群
Management of the carcinoid syndrome
草場 仁志
1
1浜の町病院腫瘍内科
キーワード:
カルチノイド症候群
,
神経内分泌腫瘍
,
セロトニン
,
5-ヒドロキシインドール酢酸
,
5-HIAA
,
ソマトスタチンアナログ
Keyword:
カルチノイド症候群
,
神経内分泌腫瘍
,
セロトニン
,
5-ヒドロキシインドール酢酸
,
5-HIAA
,
ソマトスタチンアナログ
pp.1238-1241
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203449
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●カルチノイド症候群とは,神経内分泌腫瘍に随伴する皮膚紅潮や下痢などの特徴的な症状の総称である.
●腫瘍細胞からセロトニンやヒスタミンなどのホルモンやペプチドが過剰産生されることが原因である.
●治療は対症療法が中心となるが,神経内分泌腫瘍に対するソマトスタチンアナログ(オクトレオチド,ランレオチド)の有用性が示されている.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.