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今月の特集1 知っておきたい! 鎮静と生理機能検査
鎮静薬の種類と薬理作用
Pharmacologic considerations for procedural sedation and analgesia outside the operating room
小原 崇一郎
1,2
1東京都立大塚病院麻酔科
2帝京大学大学院公衆衛生学研究科
キーワード:
検査・処置のための鎮静・鎮痛
,
PSA
,
薬物動態
,
PK
,
薬力学
,
PD
,
効果部位
,
effect site
,
効果時間
Keyword:
検査・処置のための鎮静・鎮痛
,
PSA
,
薬物動態
,
PK
,
薬力学
,
PD
,
効果部位
,
effect site
,
効果時間
pp.816-823
発行日 2023年8月15日
Published Date 2023/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203364
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Point
●薬物投与から効果発現までの過程における“時間”と“効果”の関係は,薬物投与量と血中濃度の関係を考える薬物動態(PK)および薬物濃度と効果の関係を考える薬力学(PD)の両者を考えることにより導き出される.
●検査・処置のための鎮静・鎮痛(PSA)における薬物投与の原則は,①少量・分割投与,②単回投与の最大効果時間を待ってからの追加投与,である.
●ある検査や処置に対して特定の薬物が最もよいといったことはなく,必要とされる鎮静や鎮痛のレベル,患者の状態,PSA施行者の嗜好や技量などに応じて薬剤は選択される.
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