特集 医療安全とともに学ぶ「小児の鎮静」
鎮静の基礎 薬物動態の基礎
小原 崇一郎
1
1帝京大学大学院公衆衛生学研究科
キーワード:
催眠剤と鎮静剤
,
経口投与
,
経皮投与
,
薬物動態学
,
薬物投与経路
,
ドラッグモニタリング
,
薬力学
,
注射剤
,
ドラッグチャレンジテスト
,
履歴現象
Keyword:
Drug Administration Routes
,
Drug Monitoring
,
Hypnotics and Sedatives
,
Administration, Oral
,
Pharmacokinetics
,
Administration, Cutaneous
pp.1711-1718
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021054040
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●薬物動態学(pharmacokinetics:PK)とは、ある薬物の投与履歴から血中および効果部位濃度に至るまでの過程を検討することである。●薬力学(pharmacodynamics:PD)とは、ある薬物の血中および効果部位濃度と、臨床上の効果の関係を検討することである。●薬物作用(効果、副作用)は薬物動態と薬力学により決定されるので、投与経路及び剤形に基づく体内動態的特徴を把握することが重要である。
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