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今月の特集 微生物検査と臨床推論
症例から学ぶ診断エラー分析
The diagnostic errors: case studies
羽田野 義郎
1
1島根大学医学部附属病院感染制御部
キーワード:
診断エラー
,
微生物検査
,
認知バイアス
,
早期閉鎖
,
多職種連携
Keyword:
診断エラー
,
微生物検査
,
認知バイアス
,
早期閉鎖
,
多職種連携
pp.647-653
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203325
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Point
●微生物検査技師の方々が微生物関連の知識を用いて他の医療従事者と連携することで診断エラーの減少に寄与できる.
●血液培養などで検出された微生物からのアプローチを考える.
●非感染症専門医は微生物のことに詳しくない,ということを念頭に置いてアドバイスを行う.
●感染症の診断が付いた後,さらに別の疾患(別の感染症,非感染症)が隠れていることがある.微生物名から疾患を想起できる場合,通常の感染症の原因微生物でない場合などは注意が必要である.
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