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English
今月の特集2 医療従事者のためのワクチン接種アップデート
B型肝炎ワクチン
Hepatitis B vaccine in health care workers
生方 綾史
1
,
松尾 裕央
1
1兵庫県立尼崎総合医療センター感染症内科
キーワード:
B型肝炎ウイルス
,
HBV
,
HBVワクチン
,
non-responder
,
曝露後予防
,
抗HBs免疫グロブリン
,
HBIG
Keyword:
B型肝炎ウイルス
,
HBV
,
HBVワクチン
,
non-responder
,
曝露後予防
,
抗HBs免疫グロブリン
,
HBIG
pp.960-964
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203076
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Point
●B型肝炎ウイルス(HBV)は他のウイルスと比較して感染力が高い.感染した場合はときに劇症肝炎,肝硬変,肝細胞癌などの致命的な病態を呈することがある.
●患者の血液や体液に曝露する可能性のある全ての医療従事者はHBVワクチンを接種(0・1・6カ月後の1コース)することが望ましい.
●3回目接種の1〜2カ月後にHBs抗体検査を行う.10mIU/mL以上であれば免疫獲得と判定できる.
●医療従事者にHBV陽性者の血液や体液の曝露が起こった場合の対応の流れを知っておくことが重要である.
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