Japanese
English
今月の特集 スポーツを支える臨床検査
スポーツ医学・スポーツ医療における臨床検査
アンチドーピング検査の動向—特に注目されている遺伝子ドーピングの検出法開発
Current trend of anti-doping testing, in particular focusing on development of gene-doping testing
竹越 一博
1
1筑波大学医学医療系スポーツ医学専攻
キーワード:
遺伝子ドーピング
,
世界アンチ・ドーピング機構
,
WADA
,
禁止表国際基準
,
cell free DNA
,
cfDNA
,
デジタルPCR
,
次世代シーケンシング
,
NGS
Keyword:
遺伝子ドーピング
,
世界アンチ・ドーピング機構
,
WADA
,
禁止表国際基準
,
cell free DNA
,
cfDNA
,
デジタルPCR
,
次世代シーケンシング
,
NGS
pp.940-946
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202814
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●遺伝子ドーピングとは,治療を目的とせず,競技力のエンハンスメントを目的とした“体細胞操作”のことである.
●ゲノム編集技術の登場によって遺伝子ドーピングの実用化が懸念されているが,いまだその検査法の確立には至っていない.
●遺伝子検査の観点から遺伝子ドーピング検査の検出法開発や付随する問題点を理解することが大事である.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.