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増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ
2章 脳神経・筋疾患
痙攣・てんかん
Convulsion・Epilepsy
星山 栄成
1
,
大沼 広樹
2
,
平田 幸一
2
1獨協医科大学脳神経内科/救命救急センター
2獨協医科大学脳神経内科
pp.388-389
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201937
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痙攣とは,全身または体の一部の筋群が一定時間,不随意に発作性の収縮をきたすことである.その病変部位は,脳,脊髄,末梢神経,筋などであり,原因となる病態として,てんかん以外には,炎症,感染,血管障害,腫瘍,電解質異常,代謝疾患,薬物などが挙げられる.一方,てんかんとは,慢性の脳の病気で,大脳の神経細胞が過剰に興奮するために,脳の発作性の症状が反復性に起こる1).本稿では,夜間や緊急時に施行すべき救急脳波検査を中心に記載する.
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