今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
内科エマージェンシーの診断―確実な診断が患者を救う
痙攣―痙攣を見て逃げない
中村 謙介
1
,
山口 大介
1
,
矢作 直樹
1
1東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部
pp.693-695
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102677
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ポイント
●痙攣重積診療の原則は,①呼吸,循環(A,B,C)の確保と②速やかな痙攣の停止,これと並行して鑑別を進める.
●痙攣重積が遷延すると脳に不可逆的なダメージを生じる.
●痙攣停止にはまずジアゼパム,次にフェニトイン.
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