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今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
レプトスピラ症
Leptospirosis
八板 謙一郎
1
1千鳥橋病院感染症内科
キーワード:
レプトスピラ症
,
淡水曝露
,
眼球結膜充血
,
顕微鏡下凝集試験
,
MAT
,
Jarisch-Herxheimer反応
Keyword:
レプトスピラ症
,
淡水曝露
,
眼球結膜充血
,
顕微鏡下凝集試験
,
MAT
,
Jarisch-Herxheimer反応
pp.1570-1575
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201821
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Point
●本症を疑うために最も大事な病歴は淡水曝露(河川や滝)である.
●潜伏期間は平均7〜12日間である.ただし最短3日,最長1カ月程度と幅広い.
●症状や身体所見で特異的なものがなく,無症候性から重症まで存在する.
●一般血液検査から疑うのも難しく,確定診断には専門施設での抗体検査やPCRなどが必要となる.
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