特集 抗菌薬の「なぜ?」に答える
レプトスピラ症
佐々木 尚美
1
1沖縄県立北部病院
キーワード:
Doxycycline
,
レプトスピラ症
,
PCR法
,
血清学的検査
,
鑑別診断
,
川崎病
,
Azithromycin
,
細菌培養
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Doxycycline
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Polymerase Chain Reaction
,
Azithromycin
,
Leptospirosis
,
Serologic Tests
pp.1480-1485
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021021162
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<Key Points>(1)診断には詳細な病歴聴取(動物の尿で汚染されている土壌や水との接触歴)が不可欠である。(2)腎、肝、筋肉(心筋含む)、中枢神経系など、全身評価が必要である。(3)抗菌薬投与後のJarisch-Herxheimer反応に留意する。(4)診断は、培養、抗体検査、PCRなどを組み合わせて行うが、検査陰性であってもレプトスピラ症を否定するものではない。
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