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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
2章 臨床感染症に関するガイドライン
真菌症
カンジダ症(2016年,IDSA)
Clinical practice guideline for the management of candidiasis
羽山 ブライアン
1
1がん研有明病院感染症科・院内感染対策部
pp.1274-1281
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201765
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POINT
●侵襲性カンジダ症の診断のゴールドスタンダードは血液培養などの無菌検体からの培養検出である.
●重要な検体から検出されたカンジダには適切な基準に従った感受性検査が必要である.
●カンジダ血症の際には血液培養を繰り返し,陰性化が確認されてから14日間治療する.
●CVカテーテルが挿入されている患者では,原則としてCVカテーテルを抜去する.
●カンジダ血症には眼内炎を高率に合併するので,眼科診察の依頼が必須である.
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