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今月の特集1 推奨される抗核抗体検査
臨床検査技師が望む抗核抗体検査の今後
Future perspective in antinuclear antibody tests for medical technologists
柴崎 光衛
1
1獨協医科大学越谷病院臨床検査部
キーワード:
膠原病
,
間接蛍光抗体(IF)法
,
染色型
,
自動化法
Keyword:
膠原病
,
間接蛍光抗体(IF)法
,
染色型
,
自動化法
pp.1474-1480
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201448
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Point
●間接蛍光抗体(IF)法は,膠原病の診断や治療経過観察などに古くから広く用いられている検査法であり,自動化も可能になった.
●IF法は自動化が可能になったとはいえ,まだまだ用手法で行われている施設も多く,蛍光顕微鏡や暗室などが必要のため外注化の傾向にあるが,医師からの需要は多い.
●化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)などの自動化法は,迅速な測定が可能であり,今後省力化に貢献できる方法として期待できるが,日常検査として普及するにはもう少し時間が必要と思われる.
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