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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断
CKDの検査と診断
Diagnostic tests in the initial evaluation of chronic kidney disease
岩津 好隆
1
1自治医科大学臨床検査医学講座
キーワード:
糸球体濾過量(GFR)
,
蛋白尿
,
尿中バイオマーカー
,
尿沈渣
,
腎超音波検査
Keyword:
糸球体濾過量(GFR)
,
蛋白尿
,
尿中バイオマーカー
,
尿沈渣
,
腎超音波検査
pp.634-640
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200847
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Point
●慢性腎臓病(CKD)の診断のために,腎機能検査,尿検査,腎超音波検査を行う必要がある.
●CKDは推定糸球体濾過量(eGFR)とアルブミン尿(蛋白尿)によって重症度分類がなされている.
●現時点では,ネフロン障害部位を尿中バイオマーカーでは特定できないが,尿沈渣では特定できる可能性がある.
●CKDの診断は,複数の検査を組み合わせて行うことが望ましい.
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