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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技
クロージングボリューム測定
Closing volume test
加藤 幸子
1
,
高井 大哉
1
1東京大学医学部附属病院検査部
キーワード:
気道閉塞
,
レジデントガス法(N2法)
,
クロージングボリューム(CV)
,
ΔN2
,
肺内不均等
Keyword:
気道閉塞
,
レジデントガス法(N2法)
,
クロージングボリューム(CV)
,
ΔN2
,
肺内不均等
pp.202-209
発行日 2016年2月15日
Published Date 2016/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200706
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Point
●クロージングボリューム(CV)測定にはレジデントガス法(N2法)とボーラス法の2つの方法があり,臨床では主にN2法が用いられる.
●CV測定は末梢気道の閉塞の早期発見に有用である.気道閉塞が早期に起きるとCVは増大する.
●CV測定で得られる単一呼出曲線の第Ⅲ相は肺内のガス分布を反映しており,不均等によって傾きは増大する.
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