Japanese
English
今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
CEA—臨床編
CEA(carcinoembryonic antigen):clinical part
横溝 肇
1
,
加藤 博之
2
,
成高 義彦
1
1東京女子医科大学東医療センター外科
2東京女子医科大学東医療センター検査科
キーワード:
癌胎児性抗原(CEA)陽性率
,
CEA血中半減期
,
大腸癌
,
手術後のサーベイランス
Keyword:
癌胎児性抗原(CEA)陽性率
,
CEA血中半減期
,
大腸癌
,
手術後のサーベイランス
pp.626-631
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200354
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Point
●癌胎児性抗原(CEA)は,消化器癌の早期発見のためのスクリーニングには適していない.
●大腸癌手術前のCEA陽性率は,病期が進んだものほど高い.
●治療前にCEA陽性であった場合は,予後の判定や,消化器癌の手術や化学療法の治療効果判定に用いられる.
●治療後の再発時には,画像診断での発見より早くCEAが上昇することがあり,根治手術後の経過観察に有用である.
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