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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②
ビリルビン代謝と高ビリルビン血症の鑑別
Bilirubin metabolism and differential diagnosis of hyperbilirubinemia
野村 文夫
1
1千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学講座
キーワード:
抱合型ビリルビン
,
非抱合型ビリルビン
,
デルタビリルビン
,
胆汁うっ滞
,
体質性黄疸
Keyword:
抱合型ビリルビン
,
非抱合型ビリルビン
,
デルタビリルビン
,
胆汁うっ滞
,
体質性黄疸
pp.1500-1505
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103711
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■血清ビリルビンがあるレベル(2.5~3.0mg/dL)を超えると肉眼的に黄疸として認められるようになる.
■高ビリルビン血症をみた場合には抱合型優位か非抱合型優位かにまず注目し,その後の鑑別を進める.
■一部の検査試薬では直接ビリルビン(抱合型ビリルビン)値にデルタビリルビンが測り込まれてしまうので,結果の解釈に注意を要する.
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