Rinsho Kensa Volume 57, Issue 11 （October 2013）

臨床検査 57巻11号（2013年10月発行）

特集はじめよう，検査説明

一般検査

10　尿沈渣で細胞質内封入体が出た場合，どのような意味があるのですか？藤田昌宏 ¹ , 松井英夫 ² ¹名寄市立大学・PCL札幌病理細胞診センター ²札幌病理検査センター pp.1208-1209

発行日 2013年10月30日 Published Date 2013/10/30

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103588

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1．核内封入体と細胞質内封入体

　封入体細胞（IBC）は，核内封入体細胞（NIBC）および細胞質内封入体細胞（ICIBC）として認識されている．

　NIBCは核に封入体を含有する細胞の総称であり，形態的に核内に不規則な形の無構造の封入体，すりガラス様の核，核縁に凝集した状態がみられる．臨床的には多核細胞のDNAウイルス感染細胞や単核のサイトメガロウイルス感染細胞としてみる．

基本情報

電子版ISSN 1882-1367 印刷版ISSN 0485-1420 医学書院

尿沈渣中の封入体細胞伊藤機一 , 成田浩喜医学書院臨床検査
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一般検査　尿沈渣中のグリッターセル，封入体細胞，ブリスターの意義伊藤機一 , 清水一男 , M子医学書院臨床検査
26巻 6号（1982年6月） pp.741-743
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多系統萎縮症におけるグリア細胞質内封入体水澤英洋医学書院神経研究の進歩
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癌患者の海馬錐体細胞に見られた新しい型の細胞質内封入体について—好酸性小球状封入体桂木正一 , 衞藤光明 , 武内忠男医学書院 Brain and Nerve 脳と神経
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尿中に出現した封入体細胞について笠井明子 , 久保育代 , 高橋正宜医学書院臨床検査
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尿検査編　尿沈渣成分が多量の場合の注意点長嶌和子医歯薬出版 Medical Technology
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