Japanese
English
シリーズ-感染症 ガイドラインから見た診断と治療のポイント・2
小児肺炎
Pneumonia in children
尾内 一信
1
Kazunobu OUCHI
1
1川崎医科大学小児科学講座
キーワード:
小児肺炎
,
ガイドライン
,
適正使用
Keyword:
小児肺炎
,
ガイドライン
,
適正使用
pp.664-669
発行日 2012年6月15日
Published Date 2012/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103046
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はじめに
小児科領域における肺炎の抗菌薬療法の基本は,小児の特殊性を考慮しながら原因微生物を想定し,感受性のある抗菌薬を必要な期間投与することである.近年は原因微生物の耐性化が著しいため,最新の薬剤感受性動向を把握することが重要である.しかし,日々刻々と変化するこれらの情報を常にアップデートするのは,感染症専門医でもなかなか困難である.
本稿では,適切に診療する方法として最も現実的な,定期的に改訂されるガイドラインに基づく治療について概説する.
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