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シリーズ-標準化の国際動向,日本の動き・1【新連載】
IFCCの動向
IFCC activity in clinical laboratory medicine
濱﨑 直孝
1,2
Naotaka HAMASAKI
1,2
1長崎国際大学薬学部
2IFCC-Scientific Division member
pp.86-90
発行日 2012年1月15日
Published Date 2012/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102896
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1.はじめに
日本の臨床検査の領域もますます国際的な交流をせざるをえない状況になっている.しかしながら,国際的な臨床検査標準化活動の状況の系統的な紹介は少ないように思える.一方,国内では,各学会・組織が臨床検査領域で活発に臨床検査標準化の活動を行っているが,それらを概観したものもあまりない.そのような状況を鑑み,国内外の臨床検査標準化に関する主要な学会・組織の標準化活動を簡潔にまとめて,臨床検査領域の皆様に情報提供をするとともに,これらの情報がわが国の国際交流や臨床検査標準化活動に有用に利用されることを願って,本連載を企画している.第1回は,国際臨床化学連合(International Federation of Clinical Chemistry and Laboratory Medicine;IFCC)を紹介させていただく.
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