私のくふう
グリメリウス染色の変法
樋浦 賢太郎
1
,
遠藤 浩之
1
,
石原 法子
1
,
金子 千之
2
1済生会新潟第二病院 病理科
2藤田保健衛生大学医療科学部
キーワード:
グリメリウス染色
,
ゼラチン
,
マイクロウェーブ
,
神経内分泌顆粒
,
ランゲルハンス氏島α細胞
Keyword:
グリメリウス染色
,
ゼラチン
,
マイクロウェーブ
,
神経内分泌顆粒
,
ランゲルハンス氏島α細胞
pp.130-131
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101874
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1.はじめに
グリメリウス染色は,1968年にGrimeliusによって膵臓ランゲルハンス氏島α細胞を染める染色法1)として発表された.現在では神経内分泌顆粒の染色法2,3)としても広く用いられている.しかし,本染色法は種々の染色条件に影響を受けやすく,特殊染色の中でも技術的に難しい染色法と思われる.そこで,われわれはグリメリウス染色の変法を試み,良好な結果が得られたので報告する.
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