学会だより 日本臨床検査自動化学会第40回大会
もっと機器試薬メーカーに国際競争力を!
木村 聡
1
1昭和大学横浜市北部病院臨床検査科
pp.132-133
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101875
- 有料閲覧
- 文献概要
日本発,世界の安心へ
毒入り冷凍食品が話題をさらう中,第40回日本臨床検査自動化学会は,筑波大学の桑 克彦准教授を大会長に10月9日から3日間,パシフィコ横浜で開催された.検査実務を担う人材が多数参加するこの学会は,機器・試薬メーカーが大きな比重を占めている.入場者数は一万人を超えるが,その過半数はメーカー関係者.機器試薬業界の発展なしに,臨床検査の発展はないのである.今回,大会長の肝入りで,業界の国際競争力をつけるパネルディスカッションが開かれた.キーワードは「日本発,世界の安全・安心へ」である.
いずれのパネラーも,聞き応えある内容で,お役所の方からも心強い本音が語られた.以下は各氏の発言をまとめたものである.筆者の理解,調査に沿って並べたため,多少の齟齬が生じているかも知れないが,ご容赦願いたい.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.