今月の主題 骨粗鬆症と臨床検査
診断・検査
骨粗鬆症の診断―日本のガイドライン
正木 秀樹
1
,
三木 隆己
1
Hideki MASAKI
1
,
Takami MIKI
1
1大阪市立大学大学院医学研究科老年内科学
キーワード:
骨粗鬆症
,
診断基準
,
骨量測定
Keyword:
骨粗鬆症
,
診断基準
,
骨量測定
pp.581-586
発行日 2007年6月15日
Published Date 2007/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101217
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高齢化社会が進むなか,臨床の場において骨粗鬆症を罹患している患者に遭遇する頻度は高まっている.骨粗鬆症の診断には,骨量(骨密度)の測定と脊椎X線による骨折の有無を評価する必要があり,さらに,血液検査にて続発性骨粗鬆症を除外する必要がある.その方法については,日本骨代謝学会より作成されており,本稿では,2000年度改訂版骨粗鬆症診断基準1)を中心に原発性骨粗鬆症の診断基準について記載する.
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