今月の主題 樹状細胞
提言
細胞治療とGMP―細胞治療を安全かつ効果的に進めるために
高橋 恒夫
1
,
赤川 栄二
1
,
高田 圭
1
Tsuneo TAKAHASHI
1
,
Eiji AKAGAWA
1
,
Kei TAKADA
1
1東京大学医科学研究所細胞プロセッシング研究部門
キーワード:
GMP
,
細胞治療
,
樹状細胞療法
,
細胞プロセッシング
,
ISO9000s
Keyword:
GMP
,
細胞治療
,
樹状細胞療法
,
細胞プロセッシング
,
ISO9000s
pp.259-265
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101159
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〔SUMMARY〕 細胞治療の発展に伴いトランスリレーショナルリサーチが次々と進められるなかで,ヒト由来の細胞の取り扱いについて国内外で規制体系が整備されつつある.これまで臨床の場において医師の判断で行われていた細胞治療を安全かつ効果的に進めていくうえでも,ドナー,患者の選択,細胞採取,培養,改変,保存,移植の一連の流れをGMPの概念に沿って進めてゆくことが今後必要である.〔臨床検査 47:259-265,2003〕
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