今月の主題 イムノアッセイ
各論 イムノアッセイの実際
感染症関連項目(2)抗体
西川 洋子
1
,
片山 善章
2
Yoko NISHIKAWA
1
,
Yoshiaki KATAYAMA
2
1大阪府立急性期・総合医療センター臨床検査科
2武庫川女子大学薬学部
キーワード:
抗体検査
,
非特異反応
,
ウェスタンブロット(WB)法
,
PCR
Keyword:
抗体検査
,
非特異反応
,
ウェスタンブロット(WB)法
,
PCR
pp.1633-1640
発行日 2003年12月15日
Published Date 2003/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101063
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
〔SUMMARY〕 感染症の抗体検査には,赤血球凝集反応を利用した半定量法からEIA, CLEIA, ECLIAなどの定量法まで種々の測定法がある.半定量法は肉眼判定や手技の違いによる誤差が生じるが確認試験となるものもある.いずれの方法も非特異反応が生じる可能性があり,異なる方法での測定が必要である.WB法や最終的にはPCR法でウイルス感染の証明が必要となる.〔臨床検査 47:1633-1640,2003〕
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.