特集 動脈硬化-その成り立ちと臨床検査
3章 より繊細な診療を求めて―これからの冠疾患危険因子
5. 修飾蛋白と糖尿病合併症
為本 浩至
1
,
川上 正舒
1
Hiroyuki TAMEMOTO
1
,
Masanobu KAWAKAMI
1
1自治医科大学附属病院大宮医療センター総合医学第一
キーワード:
AGE
,
RAGE
,
NF-κB
,
ニトロチロシン
,
ベンフォチアミン
Keyword:
AGE
,
RAGE
,
NF-κB
,
ニトロチロシン
,
ベンフォチアミン
pp.1285-1291
発行日 2004年10月30日
Published Date 2004/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100594
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はじめに
生体内での種々のストレスの影響で蛋白が化学的修飾を受けると機能的変化を生じる.その代表的なものがAGE(advanced glycation end product)であるが,ニトロチロシンも食後高血糖との関係で注目を集めた.
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