学会だより 第39回緑膿菌感染症研究会
新たな局面を迎えた緑膿菌感染症の研究
三鴨 廣繁
1,2
1岐阜大学生命科学総合研究支援センター嫌気性菌研究分野
2岐阜大学医学部附属病院成育医療科・女性科
pp.579-580
発行日 2005年5月15日
Published Date 2005/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100219
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第39回緑膿菌感染症研究会は,2005年2月4日(金)~5日(土)の2日間,兵庫県神戸市のホテルオークラ神戸において,神戸大学大学院医学系研究科腎泌尿器科学分野教授の守殿貞夫先生を会長として開催されました.本研究会が,神戸で開催されたのは初めてのことでした.1995年の阪神淡路大震災から10年が経過し,震災の中心地であった神戸では,震災からすっかり復興したかのように思われていますが,ご存知のように,いまだに復興宣言も出されておらず,残された課題も多いのが現実であるようです.
さて,今回の研究会は,一般演題18題,教育講演1題,特別講演1題,ワークショップ(演者4名),シンポジウム(演者5名),教育セミナー1題で構成されていました.今年度は,2005年2月4日(金)~6日(日)に,国立京都国際会館で開催された第16回臨床微生物学会総会と日程が一部重複したにもかかわらず,また,2つの学会発表の掛け持ちであった先生も多数おみえになったにもかかわらず,学会参加者は,120名余を数え,熱心な意見交換がなされました.
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