今月の主題 アレルギー疾患の現況と今後の展望
座談会
これからの臨床検査を考える
菅野 剛史
1,2
,
伊藤 喜久
3
,
片山 善章
4
,
坂本 穆彦
5
,
岩田 敏
6,7
,
濱﨑 直孝
8
Takashi KANNO
1,2
,
Yoshihisa ITOH
3
,
Yoshiaki KATAYAMA
4
,
Atsuhiko SAKAMOTO
5
,
Satoshi IWATA
6,7
,
Naotaka HAMASAKI
8
1浜松市医療公社
2浜松医科大学
3旭川医科大学臨床検査医学
4近畿福祉大学
5杏林大学医学部病理学
6国立病院機構東京医療センター教育研修部
7国立病院機構東京医療センター小児科
8九州大学大学院医学研究院臨床検査医学
pp.787-801
発行日 2005年7月15日
Published Date 2005/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100154
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本誌,49巻3号で「今月の主題 私と臨床検査―先達の軌跡」と題して,戦中・戦後からわが国の臨床検査分野を構築された先生方に臨床検査に対する思いを自由にご執筆いただきました.各執筆者の随筆にはご苦労話,手ごたえ,様々な出会いなどが語られており,その中でわが国の臨床検査の歴史の轍が鮮明に浮き彫りにされた感を強くいたしました.そこで,引き継がれたその後の臨床検査の現況と将来展望につきまして,本誌編集委員にお話し合いいただきました.(編集室)
濱﨑(司会) 終戦後の日本にアメリカ主導による医療システムの改革がなされ,それに伴って,病院管理の近代化が図られ,臨床検査の中央化が促進されほぼ50年が経過しました.その間,様々な変化がございましたが,近年,ますます厳しい状況にあることは否めません.
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