今月の主題 花粉症克服への展望
技術解説
花粉症における好酸球測定
本田 耕平
1
,
石川 和夫
2
,
茆原 順一
3
Kohei HONDA
1
,
Kazuo ISHIKAWA
2
,
Junichi CHIHARA
3
1秋田大学医学部感覚器講座耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
2秋田大学医学部
3秋田大学医学部・中央検査医学講座
キーワード:
好酸球
,
活性酸素
,
ECP
,
EG2
Keyword:
好酸球
,
活性酸素
,
ECP
,
EG2
pp.177-182
発行日 2006年2月15日
Published Date 2006/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100026
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花粉症を含めたアレルギー炎症において,局所の好酸球集積および活性化が重要であることは広く認識されているが,好酸球は局所のみならず末梢血においてもすでに活性化され病勢を反映する.今回,本稿では病勢を反映する好酸球活性化の指標測定法について,局所検体を用いた検査から末梢血分離好酸球を用いた解析法,さらに簡便な全血法による解析法まで概説する.〔臨床検査 50:177-182,2006〕
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