特集 今知りたい アレルギー疾患と臨床検査
アレルギー疾患の臨床検査 好酸球
佐々木 寿
1
,
宮田 純
1防衛医科大学校 内科学講座(感染症･呼吸器)
キーワード：
気道疾患
,
好酸球
,
好酸球増加症
,
鑑別診断
,
白血球計数
,
鼻汁
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Nasal Lavage Fluid
,
Eosinophilia
,
Eosinophils
,
Leukocyte Count
,
Respiratory Tract Diseases
pp.1195-1198
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023015809
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好酸球は炎症局所に集積し,組織傷害を引き起こす免疫細胞である.血中の好酸球増多は,喘息に代表されるアレルギー疾患で高頻度に認められる.喀痰好酸球よりも測定が簡便であり,治療薬の反応性を予測する検査値としても利用されている.本稿では,血中好酸球数を測定する意義と解釈について概説する.
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