特集 外来のあり方を問う—大病院志向の流れは変えられるか
米国にみる入院から外来へのシフト
岡本 悦司
1
1近畿大学医学部公衆衛生学教室
pp.318-321
発行日 1993年4月1日
Published Date 1993/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903807
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米国では,入院から外来へのシフトが一足先に進行している.1983年のDRG導入以来,病院の閉鎖・倒産が多発し,日本をはじめ世界の医療関係者に衝撃を与えた.
アーサー&アンダーセン社とアメリカ医療経営者協会(ACHE)は,医療環境の変化に迅速に対応できるよう,5年程度の中期予測を共同で調査している.既に以下の2回の調査結果が公表され,その予測は高く評価されている.
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