研究と報告
看護補助者業務の集中化について—業務を円滑に移譲するための方策
阿部 廣介
1
Hirosuke ABE
1
1青森市民病院
pp.1101-1103
発行日 1992年12月1日
Published Date 1992/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903787
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年,よりよい看護を行うため業務の見直しが行われ,看護業務に含まれていた採血は臨床検査技師に,IVHの薬液の配合は薬剤師に,配膳下膳は給食部門に,また間接看護は補助者に委譲することが進められている.当院でも補助者を病棟に配置したが予想に反し看護婦との協調に欠け勤務体制を根本的に見直さざるを得なかった.そこで搬送と物品材料の取扱い業務の集中化を行ったところ円滑に業務を補助者に委譲することが出来たので報告する.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.