特集 施設機能分化の新たな展開
回復期リハビリテーション病棟の運用経験と展望
太田 宏
1
1財団法人太田綜合病院附属太田熱海病院
pp.504-505
発行日 2001年6月1日
Published Date 2001/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903294
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太田熱海病院は,福島県郡山市の郊外約16kmに位置する磐梯熱海温泉街の中にある552床の総合病院である.
平成12年4月に行われた診療報酬改定により,病棟を六つの急性期一般病棟と四つの慢性期療養病棟に区分けを行った.慢性期療養病棟は医療型長期療養型病床群48床,介護型長期療養型病床群48床,特殊疾患療養病棟57床,回復期リハビリテーション病棟57床である.医療圏についての考え方は,当院が発足した時点の趣旨である磐梯熱海町および周辺町村約3万人の医療を完結するために急性期医療を行い,慢性期医療については診療圏が郡山市内,県中地域,特にリハビリテーションに関しては県外にも及んでいると考えている.
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