特集 病院として介護保険にいかに対処すべきか
介護保険への取り組み—介護保険時代に第一線病院として生き抜くために
守山 泰生
1
1鳥取生協病院
pp.546-547
発行日 1999年6月1日
Published Date 1999/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902724
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人口25万人の診療圏で病院群輪番制に参加し,年間1,000名余の救急車搬入患者を受け入れ,主に急性期医療を担っている当院にとって,2000年4月からスタートする介護保険への対応は,第一線病院としての生き残りをかけた重要なテーマであります.
介護保険実施に向けての政・省令,条例が出揃っていないこと,特に介護報酬の決定がスタート直前になること,改善を求めなければならない問題点も多くあることなど,対応を具体化するための条件がまだ整っていませんが,当院の現時点での取り組みについて,個人的な見解も含めて述べることにします.
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