連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第43回
岩手県立胆沢病院
岩堀 幸司
1
1日建設計設計室
pp.450-455
発行日 1998年5月1日
Published Date 1998/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902415
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県南の中核病院として充実すべく移転新築
岩手県立胆沢病院は,水沢市を中心とする県南の中核医療拠点として1997年3月1日に開院した.市内中心部に近い旧病院が老朽化し,敷地も狭いことから,駐車場確保・交通状況改善などのために,市街地のはずれに県蚕業試験場の跡地約5万平方メートルの土地を得て,移転新築したものである.
延べ床面積約23,600平方メートル(1.9倍),駐車台数671台(2.1倍),病床数は全351床.旧病院の385床より34床減ったが,これは結核病床が60床から20床に,伝染病床14床が廃止されたためで,一般病床は331床となり20床増えている.
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