主張
診療報酬改定にどう取り組むか
N
pp.401
発行日 1998年5月1日
Published Date 1998/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902397
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昨年秋,医療構造改革案が日医,厚生省,与党協から相次いで発表され,12月には介護保険法と第三次医療法改正法案が成立した.これらに示された方向は次世紀に向けての医療提供体制の大きな変革を示唆するものである.これを受けた形での平成10年4月からの社会保険診療報酬改定が行われた.
もう既に各地でその影響率は具体化されていると思われるが,病院経営にとっては従来の発想の転換を求められた改定といっても過言ではない.特に次回予定されている平成12年改定では介護保険の施行と相まって,今回改定の方向性が加速することも想定される.
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