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日本病院会 諸橋会長第6期執行部がスタート
依田 忠雄
1,2
,
八木 保
1日本病院会
2岡山赤十字病院
pp.400
発行日 1998年5月1日
Published Date 1998/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902396
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社団法人日本病院会は本年3月末現在,国・公・私立病院を合わせて2,644病院(病床数70,900床)を傘下に擁し,日本の代表的病院団体として目覚ましい発展を続けている.その中には,東京大学病院,慶應義塾大学病院をはじめ国立大学5,私立大学27,公立大学4のそれぞれの附属病院が含まれている.その新執行部が去る3月28日の役員改選で選出された.
新会長には諸橋芳夫氏(国保旭中央病院院長,79歳)が6選された.氏の過虫5期にわたる輝かしい実績,氏の素晴らしい人間的魅力,卓越した指導力と行動力および政治力,そのいずれをとっても氏の右に出づる者はいないというのが衆目の一致した見解である.これらのことは会長の3冊の著書『医を拓く』,『日月無私照』,『為善最楽』の内容によリ首肯される.特に奥野誠亮衆議院議員は「こんな経歴の人は二度と生まれてこない」と『為善最楽』の序に述べておられる.しかし数えて齢80歳,誠に大変なことと申し訳なく思うが,いずれも一騎当千の4人の副会長,中山耕作氏(聖隷浜松病院総長,4期目),大道学氏(大道病院,2期目),藤澤正清氏(福井済生会病院,2期目),奈良昌治氏(足利赤十字病院,2期目)か股肱の大役に任ぜられ,第6次組閣を完了した.
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