人
小児総合医療施設協議会会長を務める 国立小児病院病院長 秋山洋先生
土田 嘉昭
1
,
八木 保
1群馬県立小児医療センター
pp.112
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902022
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秋山洋先生は昭和30年3月の慶應義塾大学医学部のご卒業である.同じ年の3月に東京大学医学部を卒業された先生方の中に同姓同名の秋山洋という先生がおられ,現在虎の門病院の病院長をお務めになっておられる.当然,お二人は同じ時に医師国家試験をお受けになられた.筆者が外科医になったばかりの頃,お二人は既に新進気鋭の外科医として大活躍をしておられた.それぞれのご専門は,ここでご紹介する秋山先生が先天性食道閉鎖症,現虎の門病院の秋山先生が食道癌であり,はじめのころは雑誌社が依頼原稿の送り先をよく間違えたという.
お二人とも手術がお上手で,しかも,早い.学術雑誌へのご執筆はどんなに忙しくても確実にこなされる.そして,業務上の難問には,決して逃げたりしないで,正面から向かって努力をされ,解決に導かれる.それでいて,ソフトなムードを常に漂わせておられる.
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