グラフ
「できる病院,よい病院」を目指す武蔵野赤十字病院
pp.105-110
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902021
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■迎え,見送るナイチンゲール
中央診療棟(一番館)の定礎の上でステンドグラスのナイチンゲール(前ページ)が患者を迎え入れる.これは病院のシンボルとして作られた.建築時,事務長からの「何を入れようか?」との相談に「ぜひナイチンゲールを」と答え実現させたのが増子ひさ江看護部長.長く病院紹介のリーフレットを飾っている.
院内放送が9時の時報を報じ,診療開始のアナウンスをすると,患者の詰めかけた武蔵野赤十字病院内部は一斉に活気づく.広範な一次医療圏は武蔵野,三鷹,小金井の各市で50万人が対象.二次に田無,府中,保谷,調布の各市,三次では練馬,世田谷両区を含む.1995年のデータでは,許可病床717床,実働567床で伝染病床60床を除く507床を有する.平均在院日数15.9日(含む眼科,分娩),占床率98.3%,年間入院患者数11,909人,一日外来患者数2,147人である.
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