連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第26回
いわてリハビリテーションセンター
安川 修治
1
1(株)共同建築設計事務所
pp.1170-1175
発行日 1996年12月1日
Published Date 1996/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901991
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はじめに
本格的な高齢化社会を目前にした岩手県で,主として脳血管障害および骨関節疾患の患者を対象としたリハビリテーション医療施設の整備方針が1990年に正式決定された.
28の県立病院が県医療局で統括管理されているなか,本センターは地元自治体・医科大学・医師会により新たに設立される財団によって運営されることになった.これは県をはじめとする関係機関・団体が広く参画することにより,リハビリテーション医療はもとより,それらに関する調査研究,教育研修,地域活動支援などをより広範に展開し,施設設備の共同利用を積極的に推進していくためである.
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