特集 問われる病院と地域の保健活動
[インタビュー]トータルヘルスケアへの取り組み—勝木グループ代表 勝木道夫氏に聞く
勝木 道夫
1
1勝木グループ
pp.1131-1134
発行日 1995年12月1日
Published Date 1995/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901671
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石川県小松市にある勝木グループは「心と身体を包含する健康増進のための医学の実践」を目指して活動を展開している.この健康医学の中核を担ってきたのが,昨年10周年を迎えた北陸体力科学研究所で,「健康とは一体どんな状態をいうのか」を命題に健康増進活動を展開している.
勝木グループは芦城病院および加賀八幡温泉病院の二つの病院を運営している医療法人勝木会,財団法人北陸体力科学研究所などから成る.機構上ではこれらの事業所と並列してサービス本部が置かれている.サービス本部は事業所が「地域のヘルスケアに関するすべてを引き受ける」べく,グループ全体の企画から人事・労務・財務・情報などを担当する各部で編制されている.現在の勝木グループ全体の総売上は約40億円,全職員数は約400名である.
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