特集 新看護体系で病院はどうなるか
付添看護・介護解消に伴う労働省の対策
井上 正憲
1
1労働省職業安定局民間需給調整事業室
pp.351-353
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901488
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労働省の取り組み
労働省と厚生省は,医療保険制度改革に伴い生じる家政婦問題に対処するため,「付添看護・介護解消に伴う家政婦対策等連絡調整会議」を設置し,関係団体の意見を聞きながら,昨年6月に「当面の家政婦・家政婦紹介所対策」を取りまとめた.
この「当面の家政婦・家政婦紹介所対策」において,家政婦及び家政婦紹介所が引き続き今後の高齢化社会において重要な役割を果たせるよう,労働省においては,「特定介護労働者雇用助成金制度」の創設等を,厚生省においては,診療報酬における新看護体系を導入するとともに,「付添看護解消計画加算,特別介護料及び特別看護料」等の措置を講じることとしている.
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