グラフ
地域に開かれた医療に向けて—医療法人日鋼記念病院
pp.361-366
発行日 1991年5月1日
Published Date 1991/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900906
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「21世紀の医療を担うのに相応しい病院」を基本方針に増改築を進めてきた日鋼記念病院が本年1月に竣工し,かつての「野戦病院」のイメージを一新し近代的な病院に生まれ変わった.この増改築は昭和58年(1983)以来3期,8年間に及ぶ工事で総工費約80億円が投入されている.
かつて鉄鋼の町として栄えた室蘭市にある本院の歴史は古く,明治44年に創立されている.その後,日本製鋼所の職域病院として運営されてきたが,昭和55年(1980)10月に独立,医療法人社団日鋼記念病院と改称し,今日に至っている(独立前後の動きや西村昭男院長の経営哲学は本誌44巻10号,他で紹介).
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